目が赤い。
ヒリヒリする。
かゆいというより、なんだか熱っぽい感じがする。
花粉症の目の症状は、「かゆみ」だけではありません。
実は、目の“炎症”を抑えるタイプの目薬もあります。
赤みやヒリヒリ感に使われる目薬の仕組みを、やさしく解説します。
目のヒリヒリはなぜ起こる?

これから花粉症で目のヒリヒリが出る仕組みを、イラストで分かりやすく解説しますね。


花粉が体の中に侵入してますね。
これからあの辛い症状が始まるんですね…

花粉症って辛いですよね…

実際に体の中では何が起きているのか、ズームインしてみましょう!


免疫細胞が花粉を敵だと思って反応していますね。

そうなんです!
花粉そのものが悪者というより、人によっては免疫が過剰に反応してしまうことが問題なんです。

じゃあ、花粉症じゃない人も花粉は入ってきてるけど、過剰反応していないってことですか?

その通りです!
花粉症は、花粉に対して免疫が強く反応しすぎることで起こるんです。


花粉が指名手配されていますね。
でも、さっき捕まえてたのになんで…?

これは、次に同じ花粉が入ってきたとき、もっと早く強く反応できるように備えているんです。

相手が細菌やウイルスだと役立つ仕組みだけど、花粉だと花粉症を起こしやすくしてしまうんです。


捕まえられた花粉たちは、免疫細胞によって処理されるんですね。

そうなんです。
免疫細胞が異物を処理する過程で「炎症」が発生するんです。


目で「炎症」反応が起きていましたね?
それを体は「痛み」という形で脳に知らせるんです。

なるほど…
痛みは体にとって必要な反応なんですね。


なんか作られてますね!
この「プロスタグランジン」って何ですか?

この「プロスタグランジン」というのは、炎症が起きた時に作られる物質です。
痛みの神経を敏感にすることが主な役割なんです。
※実際には、プロスタグランジンは炎症(赤み・腫れ)の増大にも関わっています。


プロスタグランジンが痛覚神経の敏感スイッチを押してる!
そんなことをしたら…


なるほど…
こういう流れで目がヒリヒリするんですね。

「痛み」は本来、体の異常を知らせる大切なサインです。
ただ、強くなりすぎるとつらい症状になってしまうんです。
目のヒリヒリの薬はどのように効くの?

これから目のヒリヒリに効く薬の仕組みを、イラストで分かりやすく解説しますね。


ヒリヒリの目薬をさしていますね。

体の中で薬がどのように反応しているか見てみましょう!




目のヒリヒリが落ち着きましたね!一安心です。

目のヒリヒリは辛いですから、治ってよかったですね。

ちなみに今回紹介した薬は、NSAIDsと呼ばれています。
実は飲み薬にも使われており、熱を下げる役割もあるんです。
注意が必要な人
こんな方は必ず相談を
・目に傷がある人(角膜びらん・角膜潰瘍などと診断された人)
・強い目の痛みがある人
・NSAIDsでアレルギーを起こしたことがある人(例:ロキソニン、イブプロフェンなど)
・長期間使い続けようとしている人
受診を検討すべき症状
・強い目の痛みがある
・視力が低下している/見えにくい
・充血や痛みがどんどん悪化している
・目やにが多い、または黄色い目やにが出る
・数日使っても症状が改善しない

該当する方は、服用する前に必ず医師・薬剤師へ相談しましょう。
主な成分
今回紹介した成分には、次のようなものがあります。
- プラノプロフェン
配合の有無や濃度は商品によって異なります。
まとめ
・かゆみよりも「ヒリヒリ・しみる・痛い」といった症状に向いている
・長期間の使用には注意が必要
・目に傷がある場合は悪化することがあるため注意
・強い痛みや視力低下、症状の悪化がある場合は眼科を受診する
⚖ 免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、
特定の症状に対する診断・治療を行うものではありません。
症状や体質によって適した薬は異なります。
不安がある場合や症状が改善しない場合は、
医師・薬剤師にご相談ください。
医薬品の使用にあたっては、必ず添付文書およびパッケージの注意事項をご確認ください。

