花粉症で目がヒリヒリする人へ|NSAIDs点眼薬のしくみと選び方をやさしく解説

目が赤い。
ヒリヒリする。
かゆいというより、なんだか熱っぽい感じがする。

花粉症の目の症状は、「かゆみ」だけではありません。

実は、目の“炎症”を抑えるタイプの目薬もあります。

赤みやヒリヒリ感に使われる目薬の仕組みを、やさしく解説します。

目のヒリヒリはなぜ起こる?

ふく朗先生
ふく朗先生

これから花粉症で目のヒリヒリが出る仕組みを、イラストで分かりやすく解説しますね。

患者さん
患者さん

花粉が体の中に侵入してますね。
これからあの辛い症状が始まるんですね…

ふく朗先生
ふく朗先生

花粉症って辛いですよね…

ふく朗先生
ふく朗先生

実際に体の中では何が起きているのか、ズームインしてみましょう!

患者さん
患者さん

免疫細胞が花粉を敵だと思って反応していますね。

ふく朗先生
ふく朗先生

そうなんです!
花粉そのものが悪者というより、人によっては免疫が過剰に反応してしまうことが問題なんです。

患者さん
患者さん

じゃあ、花粉症じゃない人も花粉は入ってきてるけど、過剰反応していないってことですか?

ふく朗先生
ふく朗先生

その通りです!
花粉症は、花粉に対して免疫が強く反応しすぎることで起こるんです。

患者さん
患者さん

花粉が指名手配されていますね。
でも、さっき捕まえてたのになんで…?

ふく朗先生
ふく朗先生

これは、次に同じ花粉が入ってきたとき、もっと早く強く反応できるように備えているんです。

ふく朗先生
ふく朗先生

相手が細菌やウイルスだと役立つ仕組みだけど、花粉だと花粉症を起こしやすくしてしまうんです。

患者さん
患者さん

捕まえられた花粉たちは、免疫細胞によって処理されるんですね。

ふく朗先生
ふく朗先生

そうなんです。
免疫細胞が異物を処理する過程で「炎症」が発生するんです。

ふく朗先生
ふく朗先生

目で「炎症」反応が起きていましたね?
それを体は「痛み」という形で脳に知らせるんです。

患者さん
患者さん

なるほど…
痛みは体にとって必要な反応なんですね。

患者さん
患者さん

なんか作られてますね!
この「プロスタグランジン」って何ですか?

ふく朗先生
ふく朗先生

この「プロスタグランジン」というのは、炎症が起きた時に作られる物質です。
痛みの神経を敏感にすることが主な役割なんです。

※実際には、プロスタグランジンは炎症(赤み・腫れ)の増大にも関わっています。

患者さん
患者さん

プロスタグランジンが痛覚神経の敏感スイッチを押してる!
そんなことをしたら…

患者さん
患者さん

なるほど…
こういう流れで目がヒリヒリするんですね。

ふく朗先生
ふく朗先生

「痛み」は本来、体の異常を知らせる大切なサインです。
ただ、強くなりすぎるとつらい症状になってしまうんです。

目のヒリヒリの薬はどのように効くの?

ふく朗先生
ふく朗先生

これから目のヒリヒリに効く薬の仕組みを、イラストで分かりやすく解説しますね。

ふく朗先生
ふく朗先生

ヒリヒリの目薬をさしていますね。

ふく朗先生
ふく朗先生

体の中で薬がどのように反応しているか見てみましょう!

患者さん
患者さん

目のヒリヒリが落ち着きましたね!一安心です。

ふく朗先生
ふく朗先生

目のヒリヒリは辛いですから、治ってよかったですね。

ふく朗先生
ふく朗先生

ちなみに今回紹介した薬は、NSAIDsと呼ばれています。
実は飲み薬にも使われており、熱を下げる役割もあるんです。

注意が必要な人

こんな方は必ず相談を

・目に傷がある人(角膜びらん・角膜潰瘍などと診断された人)
・強い目の痛みがある人
・NSAIDsでアレルギーを起こしたことがある人(例:ロキソニン、イブプロフェンなど)
・長期間使い続けようとしている人

受診を検討すべき症状

・強い目の痛みがある
・視力が低下している/見えにくい
・充血や痛みがどんどん悪化している
・目やにが多い、または黄色い目やにが出る
・数日使っても症状が改善しない

ふく朗先生
ふく朗先生

該当する方は、服用する前に必ず医師・薬剤師へ相談しましょう。

主な成分

今回紹介した成分には、次のようなものがあります。

  • プラノプロフェン

配合の有無や濃度は商品によって異なります。

まとめ

・かゆみよりも「ヒリヒリ・しみる・痛い」といった症状に向いている
・長期間の使用には注意が必要
・目に傷がある場合は悪化することがあるため注意
・強い痛みや視力低下、症状の悪化がある場合は眼科を受診する

⚖ 免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、
特定の症状に対する診断・治療を行うものではありません。

症状や体質によって適した薬は異なります。
不安がある場合や症状が改善しない場合は、
医師・薬剤師にご相談ください。

医薬品の使用にあたっては、必ず添付文書およびパッケージの注意事項をご確認ください。

参考文献

  1. ロートアルガードクリニカルショットm ロート製薬公式HP
  2. ロート アルガード ブロックZ ロート製薬公式HP
  3. 日本アレルギー学会:花粉症の基礎知識
  4. 厚生労働省:花粉症対策について
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